2月15日 指は第二の脳

公園に遊びに行った子供達。「あ!どんぐり~♡」と木の下にいっぱい落ちていたどんぐり(シイの実)を拾って帰ってきました。よ~く見ると、「あれ、なんか割れてる…。」と、乾燥で皮にヒビが入り、中身の白い部分がちょこっと顔をのぞかせていました。「あ!ホントだ~!これも、こっちも~!」と次々と発見した子供達。こうなると皮をむかずにはいられない!小さな実をしっかり指で押さえて、むきむきタイムが始まりました。途中、何度もつるん!と逃げられながらも拾っては再挑戦、1個むき終わると「やった~!見て見て!」と嬉しそうに達成感を味わっていました。

脳の中の動作を指令する「運動野」と、感覚を感じ取る「感覚野」は、5本の指や手のひらと密接に関わっています。大脳の領域の約3分の1が指と手をコントロールするために使われ、脳から指先へ多くの「指令」を出して細かい作業を行っています。逆に言うと、指先をしっかり使って細かい作業をすることで、脳の広い領域に情報を送り、脳が刺激され、活性化されて、より良い発達を促します。

自分たちの体の中で、今そんなすごいことが行われている、ということはさておき、たくさん皮をむいて満足そうな子供達でした☆