3月15日 理学療法士さんの訪問日です

今週は暑いくらいのポカポカ陽気が続いてます。子供達は上着を脱いで、元気にお外へGo!

フワフワの茶色い芝生の上を裸足で走り回る子もいます。(お洋服が芝まるけになっちゃってごめんなさい!)

そんな気持ちの良い気候の中、園庭の一番高いところからシャボン玉吹き合戦が始まりました。

フェンスの向こうにストローを突き出して、ぷ~っ!と吹くと、風に乗って虹色のシャボン玉がふわふわと道路の向こう側まで飛んでいきます。

ストローを吹く筋肉の動きは、言語訓練などでよく取り入れられていますが、体幹筋を鍛える上でも有効です。

体幹の低緊張のため、上手く吹き切ることができなかったS君。

療法士さんから腹圧をつけるサポート(お腹を押さえてもらい、前傾姿勢でお腹に力を入れやすくなること等)を受けて、繰り返して挑戦していました。

S君の隣では、仲良しのOちゃんが上手に前傾姿勢で腹筋を使ってストローを吹き切り、たくさんのシャボン玉を飛ばしています。その様子をジ~ッと見ていたS君、「僕も飛ばしたい!」と気持ちに火が付きました!何度も何度もチャレンジするうちに、小さなシャボン玉を飛ばすことが出来て、大喜び!!

今後も続けて遊んでいきたいと思います。

左手に持ったシャボン液の入った容器は、差込口が直径2㎝ほど。いつも片方の視力だけで物を見ているOちゃんにとっては、その穴にストローを入れるのは、なかなか難しい作業です。2年前は、持ちやすそうなコップにシャボン液を入れ替えてシャボン玉遊びを楽しんでいたOちゃん。毎日ひろばで様々な取り組みをする中で、視力を補完する力を自ら獲得していきました。今では余裕でスッと小さな穴にストローを入れることができます。Oちゃんの「やりたい気持ち」の強さがこの成長につながりました。すごいぞ!