8月17日 ハイハイはとっても大事(ひろば)

段ボールで家を作ったり電車を作ったり、外では芝滑りをしたり…!いろいろ使える段ボールは、本当に優秀な素材です。

連休前から使っている段ボールをつなげて、6メートルくらいの長~いトンネルが出来ました。

子供達は「うわ~っ!暗い!ライト持って来て!」と洞窟探検気分で四つ這いになって中へ次々と入っていきます。

中は子供2人くらいが横並びで進めるくらいの広さです。段ボールの間から漏れる明かりを頼りに、しっかり手足を使ってハイハイして進みます。

ハイハイは全身を使った運動。主に使うのはバランスをとるのに重要な背筋ですが、他にも首や肩の筋肉、腹筋、手指の筋肉もたくさん使います。なかなか疲れる運動ですが、子供達は楽しくて、何度も行ったり来たり。楽しく四つ這い運動をする中で、体幹が鍛えられますね。

また、目と手、手と足など、二つ以上の部位を同時に動かさなければうまく前進できません。専門用語で「協応動作」と言いますが、この協応動作が上手にできるようになると、転びそうになると手をついて危険を回避するなどの危機回避能力もついてきます。

何気ないトンネルくぐりの遊びに見えますが、子供達は楽しみながら発達に重要な基礎運動を繰り返し、運動神経を刺激しているんですね。

今後も、幼少期に大切な遊びをたくさん取り入れて遊んでいきますよ!