4月14日 こいのぼり制作

子供達の好きな色で、自由にこいのぼりの制作をしました。

シール、サインペン、クレヨン、絵具等々、自分たちの好きなもので、小さなこいのぼりの体に飾り付けしていきます。

こういった制作活動も、ひろばではプログラムの時間を決めて全員一緒に行うのではなく、子供の遊びの様子を見て遊びのキリの良い所で声をかけて一人ずつ誘っていきます。個別支援ですね。

一人一個と決めるのではなく、「もう一個!」という子には″やる気スイッチ”を大切に、やり切った満足感が得られるよう支援しています。

この春、保育園に入園したM君。あまり制作活動に興味を持つタイプではありませんでしたが、遊びの様子を見て「今だ!」というタイミングでシールを見せたところ、興味を持ってくれました。直径1㎝ほどの○を半分に切ったキラキラシールを、指で上手につまみながらこいのぼりの体にペタペタと貼っていきます。小さなシールが紙に付く前に指にひっついてしまって、上手く紙に移せず、ちょっとイラつきながらも、たくさんキラキラシールが貼れました!

本来、机を使って椅子に着席してやりたいところですが、発達の段階によって導入方法は様々。もしM君を、シールを見せる前に机に誘っていたら、きっとやる気スイッチを引き出すことは出来なかったでしょう。今後もたくさん経験して、制作の楽しさを感じられるようになると良いな、と思います。